義命の存する所

2013年8月27日

社長メッセージ

義命の存する所


取締役社長 三木 康弘

 厳しい残暑に加え水不足が続いていましたが、今度は大雨被害が各地を襲うなど、かつてない気候風土に一喜一憂する昨今です。人類の過去の行いの結果が現在に影響を与えていることは間違いなく、これまでの経験則をはるかに超えてしまったように感じます。未来を想像する力を最大限発揮して、新たなライフスタイルや防災を真剣に考え直さなければと思います。

 経済などの環境も同様で、日本の財政状況は先進国中では飛び抜けて悪く、貿易収支も赤字が続き、国富が流出し続けています。太平洋戦争に敗れて68年が経ち、悲惨な戦争も厳しい戦後の復興も経験していない豊かな時代に育った世代に、この難局を乗り切り成長していくようにと、試練を天が与えてくれているのだろうと受け止めています。

 8月15日は終戦記念日でしたが、その終戦の詔勅に、「時運ノ趨(おもむ)ク所堪ヘ難キヲ堪ヘ忍ヒ難キヲ忍ヒ以テ萬世ノ為ニ太平ヲ開カムト欲ス」と在ります。この文面に関しては逸話があり、安岡正篤氏が刪修に当たられたそうですが、本来は「義命の存する所・・・」とすべきところ解り難いという事で「時運の趨く所」と時の内閣に変えられてしまったと、密かに嘆くように述懐されています。この出典は中国の古典『春秋左氏伝』で、成公八年の条に「信以て義を行い、義以て命を成す」とあり、「厳粛な大義名分の意味を持ち、国の命運は義によって造られて行かねばならない。その義は列国との交誼においても、国民との治政においても信でなければならず、その道義の至上命令の示す所によって終戦の道を選ぶのである。」と遺されています。(※1)

 今日、日本国においては外交や通商の交渉において、企業においては提携や商談において、成り行きに任せて決断するのではなく、利害だけでもなく、義命を以て時代を動かす決断をして行かねばならないと教えられます。そして将来世代や後輩のために、しっかりとした基盤をつくり繋いでいかなければならない大事なときを迎えていると思います。

 当社においては、事業の目的、意義を経営の軸に定め、発祥の地徳島をベースに技術を磨き商品を開発し、全世界に最高のサービスを展開して行くことであります。その為には、お客様の真のご要望に心を傾けて、環境の異なる内外のあらゆる会社から学ぶ姿勢を強く持ち、全社一丸燃える闘魂をもって、すべての難局に立ち向かっていきます。共鳴していただける方々に、叱咤激励を頂き変化し続けていきたいと思います。

(※1)月刊『致知』1984年3月号(致知出版社)より転載
http://www.chichi-yasuoka.com/episode04.html

業界情報
★さまざまな業界の情報をお知らせします

「革新的先進複合材料活用国際フォーラム」開催

四国経済産業局は、炭素繊維や高機能紙などの高機能素材を活用して成長産業分野の課題・ニーズに取り組む活動を通じて新たな市場を開拓し、世界の成長をリードしていく産業群を創出するきっかけとするため、炭素繊維等の複合材料分野における世界の著名な研究者等を四国に迎え、9月30日及び10月1日に高松市内において国際フォーラムを開催します。

会場内に併設される展示スペースに当社も出展を予定しております。
(併設展示は9月30日のみ)

【日 時】2013年9月30日(月)、10月1日(火)

【会 場】かがわ国際会議場
     (高松市サンポート2-1 高松シンボルタワー タワー棟6階)

【主 催】四国経済産業局、四国地域イノベーション創出協議会

【定 員】200名(先着順)

【参加費】無 料

★詳細・参加申込みは下記のURLをご覧ください。
http://www.shikoku.meti.go.jp/soshiki/skh_b1/techno/1_sesaku/130718/130718.html

「徳島ビジネスチャレンジメッセ2013」出展募集中

徳島ビジネスチャレンジメッセ実行委員会が、10月24日(木)~26日(土)にアスティとくしま(徳島県徳島市)で開催される「徳島ビジネスチャレンジメッセ2013」の出展者を募集しています。

昨年度は、約35,000人が来場した展示会で、本年度も商談会、各種講演会やセミナーなどさまざまなイベントが予定されております。

当社も、出展を予定しております。

 ★詳細・申込みは「徳島ニュービジネス協議会HP」をご覧ください。★
     ⇒ http://www.tnbc.or.jp/

    【出展募集期間】2013年5月20日(月)~8月30日(金)

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