経験則を生かす

2013年10月29日

社長メッセージ

経験則を生かす


取締役社長 三木 康弘

 季節外れの台風が日本に来襲し、大きな被害をもたらしました。被災されました方々に心よりお見舞い申し上げます。

 天災は人智を超えるものでありますが、備えあれば憂いなしとの如く減災が可能なことは周知のことです。「起こり得るなら、それは必ず起こる」というマーフィーの法則(※)によりますと、事業上の失敗や間違いも必ず誘因があると言われます。アメリカ空軍のエッド・マーフィー大尉が「何か間違いが起こるような要因が内在している場合、それは必ず起こる」と言われた事から広まったという経験則です。またハインリッヒの法則(※)は、労働災害における経験則として「1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常がある」とされています。つまり多くの事故は共通した原因があり、ヒヤリハット等に一層の注意を払えば犠牲を伴う事故を未然に防止できると言われます。昨今の天災のみならず、取り巻く環境に対し有意注意を怠らず、ガバナンスを有効に機能させ、慎重に経営していかなければと肝に銘じられます。

 一方「成功は偶然でも起こり得る」という事も耳にしますが、やはり成功の種を蒔く事、つまり多くの行動がなければ偶然も起こり得ないと言えます。問題は如何にして失敗する要因を取り除き、成功の種を蒔くことが出来るかだろうと思います。

 去る24日、『機能紙、イノベーションの創出へ向けて』を主題として徳島にて第52回機能紙研究会が開催され、全国から多くの会員の方々がご来県されました。そして最先端の機能紙や繊維素材研究の発表を聞き勉強するとともに、当社は地元企業として講演をする機会を頂きました。お蔭で自社の過去を振り返るため、あらためて会社OBや先輩諸氏の経験談をお聞きしたり、記録を読み返したりする中で新たな発見を得ました。

(第52回機能紙研究発表・講演会にて特別講演)
http://www.awapaper.co.jp/news/news_20131029_259.html

(「KAMIにできないことはない(過去)」)
http://www.awapaper.co.jp/kami/past.html

 先人のご苦労や成功体験は会社の大切な財産であり、その要因を徹底的に分析して現状に置き換えることが出来れば、リスクを未然に防ぐのみならずイノベーション的発展のヒントと勇気が頂ける気がします。

 続く先週末は、地方では最大規模の総合見本市「徳島ビジネスチャレンジメッセ」が開催されました。テーマは「新結合」であり、産学官の様々なコラボレーションでイノベーションを目指し、来場者に加え東大阪や東京大田区の異なる技術や異情報を持った企業との連携の機会をコーディネイトして頂けました。

(徳島ビジネスチャレンジメッセ2013に出展)
http://www.awapaper.co.jp/news/news_20131029_261.html

 今週は、東京ビックサイトで開かれます水処理技術・サービスの専門展示会「水イノベーション」に出展致します。新規事業の展開となるため、知らない事ばかりでありますが、成長市場に新技術を投入し、社会のお役に立てるよう努力して参りたいと思います。ご来場の機会がありましたら、ご意見ご質問いただけると幸甚に存じます。

(第3回水イノベーション2013に出展)
http://www.awapaper.co.jp/news/news_20130924_262.html

 すべての関係先への感謝の気持ちを忘れることなく、今後も縁を最大限生かせるようコミュニケーションを大切にし行動して参りたいと思います。ご指導よろしくお願い申し上げます。

※『必ず役立つ!「○○の法則」辞典』(PHP文庫)烏賀陽 正弘 (著) より

今月のトピックス

第13回全国障害者スポーツ大会(卓球競技)にて銀メダルを獲得


平成25年10月21日(月)

当社齋藤公一社員は、東京都で開催されました第13回全国障害者スポーツ大会に徳島県代表として出場し、銀メダルを獲得いたしました。

「徳島ビジネスチャレンジメッセ2013」に出展


平成25年10月29日(火)

当社は、2013年10月24日(木)~26日(土)の3日間「アスティとくしま」において開催されました『徳島ビジネスチャレンジメッセ2013』に出展いたしました。

第52回機能紙研究発表・講演会にて特別講演


平成25年10月29日(火)

「第52回機能紙研究発表・講演会」が2013年10月24日に徳島県で開催され、当社社長が特別講演をいたしました。

■ 展示会レポート ■

~ 「徳島ビジネスチャレンジメッセ2013」に出展 ~ (研究開発部)

 当社は、10月24日~26日にアスティとくしまで開催されました「徳島ビジネスチャレンジメッセ2013」に出展いたしました。

 本年度は、環境・エネルギーゾーンに、「MBR(膜分離活性汚泥法)用浸漬膜ユニット」、「CARMIX 放熱シート」「CARMIX 放熱フィン」「CARMIX CFRP(炭素繊維強化プラスチック)」「シート加工 新軽量強靭構造体」を出展いたしました。悪天候にもかかわらず、多くの方にご来場いただき、様々なご意見をいただくことができましたことを心から感謝申し上げます。

(MBR(膜分離活性汚泥法)用浸漬膜ユニット)
http://www.awapaper.co.jp/products/detail/m-fine_mbr.html

(CARMIX 放熱フィン)
http://www.awapaper.co.jp/products/detail/p_fin.html

(CARMIX CFRP(炭素繊維強化プラスチック))
http://www.awapaper.co.jp/products/detail/cfrp.html

 徳島ビジネスチャレンジメッセの本年度のテーマは「新結合-新しい可能性を求めて-」でした。大手企業とのビジネスマッチング、県内外のバイヤーとの大商談会の場を設けて頂き、当社も開発中のテーマの工業化に向けて相談させていただきました。特に地熱の利用や遮熱など熱に関する出展ブースにおいて、当社が現在取り組んでいる熱の有効利用への展開に向けて大きなヒントを得ることができました。

 会場では、樹脂により精密な立体物を作ることができる「3Dプリンタ」の展示が注目を集めており、サテライト会場である徳島県立工業技術センターでもセミナーが開催されました。同センターには、大型の3Dプリンタが常設されており、試作型やマーケティングツール用の成型物を作成することができます。当社も有効に利用をさせていただきたいと考えています。

 また、同時に様々なセミナーやイベントが開催されました。
 LED市場の最新動向や新しいLED照明技術が紹介された「LEDの技術交流セミナー」、過疎地域からの新たなビジネスの創出を考える「とくしま集落再生フォーラム」など、世界的に注目を集めている最先端技術から徳島の集落が発信するテーマまで幅広い特色のあるセミナーやイベントでした。

 当社も、今回の展示会で、お客様にいただきましたご意見を、新商品開発へと活かし、より良い商品を世の中に提供していけるように、努力して参ります。

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