学びて時に之を習う

2016年3月30日

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 ┃                                                                
 ┃       機能紙・不織布の共同開発メーカー 阿波製紙株式会社        
 ┃                    vol.135 【 2016/ 3 / 30 】        
 ┃                                        
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    ≪目次≫ 
       
  01:[ ご 挨 拶] 今月の社長メッセージ
  02:[シ リ ー ズ] 若き日の回想 (第22回:巡る想い)
  03:[二 ュ ー ス] 第5回高機能プラスチック展に出展
  04:[二 ュ ー ス] 2017年度新卒採用エントリー受付開始のお知らせ
  05:[二 ュ ー ス] 中学校にて「出前授業」を実施
     
                     
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┃ ■  ご 挨 拶 ■
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┃ 学びて時に之を習う
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                                                 取締役社長 三木康弘


 霞たなびく吉野川を遠望すると、挟む山々にも桜の季節が到来して来ました。
土手には菜の花が処々束になって咲き春を実感させてくれます。新年度を前に
徳島では市長選挙が行われ、4選を目指した現職が敗れ、マスコミ出身の新人
が当選を果たしました。争点は中心市街地の核となる再開発事業の是非であり
ましたが、限りある財源の中で地方創生の牽引車に成り得るか否か、提供価値
の費用対効果という点が注視されたようです。企業も行政も経営者感覚を磨い
て、事業に対する多面的考察と説明責任を果たさなければならない所は同じだ
と、自分事として考えさせられました。

(平成28年度新入社員 入社のご案内)
 ⇒ http://www.awapaper.co.jp/news/news_20160325_327.html

 当社は、今月25日に新入社員13名を迎えました。未来を創ってくれる若人に
してあげられる事は、やはり学びの場と活躍の場を提供してあげることしかな
いと思っています。丁度過去百年の当社歴史を辿る製品、技術、サービスに加
えて紙・不織布など業界の集大成となるテキストの制作が完了しました。現役
メンバーとともに、先輩が築いた歴史の事実を知り、失敗や成功から真理を探
究し、幅広い知識と当社のフィロソフィーをしっかり身に着けてほしいとの思
いで作りました。社風も創業の原点に戻り、夢を追って一致団結し挑戦してい
く集団に再構築していきたいと思います。

(組織変更及び人事異動のお知らせ)
 ⇒ http://www.awapaper.co.jp/news/news_20160330_326.html

 論語に「学而時習之(学びて時に之を習う)不亦説乎(亦よろこばしからず
や)」という言葉が最初に出てきます。「道を学んで、時に応じて実践し体得
するということは、なんと喜ばしいことか」という意味でありますが、会社に
於いてもまず座学や先輩から教わった事や考え方を実践して、その結果の体験
を通じ自分の力量を付けていくことを喜びと感じる社風を醸成していきたいと
考えています。

 皆様のご期待に応えられるように「紙の領域を超えた価値」を提供し続けて
まいりますので、新年度もよろしくお願い申し上げます。



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┃ ■ シリーズ ~若き日の回想~ ■
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┃ 第22回 - 巡る想い
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                                 研究開発部 高原 豊


 幼少の…、小学校低学年から高学年へと移った頃だと想います。夏休みにな
ると友達と近くの川で泳いだり、本を読んだり、魚取りや昆虫採集など一通り
の遊び事をやり尽くすと毎日が退屈でしかたがない時期が訪れるのです。女の
子に誘われて“ゴム飛び”や“あやとり”にも挑戦してみたのですがどうも馴
染めなかったです。そして今日は両親が留守、弟もいないし、家にポツンと一
人で居ても仕方ないので出かけようと思いました。自転車に乗りいざ出かけて
みると、行く場所が定まらす、“どこへ行こか?”と思いながら…いつもの親
戚の家の方に無意識にハンドルが向いていました。普段は自動車に乗せてもら
うので親戚への道順は殆ど分からず、うろ覚えの道を不安な気持ちで進んでい
きました。やがて馴染みのある風景が見えてきたのでホッとし、やっと親戚の
家まで着くや否や、“おまはん、どうやって来たん??”と親戚のおばさんがび
っくりした様に言うのです。暇だったので自転車に乗って一人で来たと伝え、
そして映画を見に行きたいとも言いました。それというのも、以前から良くお
ばさんに連れられて、裕次郎の「嵐を呼ぶ男」や「錆びたナイフ」といった映
画を見たことがあり凄く面白かったので、幼少とはいっても自然と映画が好き
になっていたのです。“映画なにしよるか見てみるけん” とおばさんが新聞
を覗き込んでくれました。夏休みともあって、丁度都合よく「モスラ対ゴジラ」
を上映していました。おばさんにとっては、内容がイマイチかも知れませんが、
一緒に付き合ってくれました。怪獣映画は初めての経験でしたが、町を破壊し
尽くそうとする悪役のゴジラと人間の味方として崇め奉られるモスラが対戦し、
ついにはゴジラがやられてしまうというストーリーで… 主役が二匹そして彼等
同士の対決が新鮮で面白さを引き立てていて、とても印象的でした。余韻が残
る中、親戚の家に帰るとなんと親父が待ち構えていて、“何処ほっつき歩いと
んじゃ”と怒りの鉄拳が飛んできた時、親父の顔が一瞬ゴジラのように見えて
恐ろしかったです。           

 怪獣ブームは映画に留まらず、中学に入った頃にはテレビでも怪獣番組が放
映されるようになりました。特にウルトラQという番組では怪獣が毎週出現し
て、凶暴で破壊のイメージがある怪獣ばかりと思いきや、可愛くてユーモアの
あるガラモン(後のピグモン)やカネゴンは親近感があってとても印象的でし
た。その後ウルトラQで出てきた怪獣達は、次の番組に引き継がれ、御存知!!
 ウルトラマンと対戦することになります。始まって以来、ウルトラマンの人
気は絶大で、TV続編や小説,ゲームソフト,絵本等で約50年もの長い間に
渡って親しまれてきたのです。

 映画やTVで怪獣の人気が高まっていく中で、怪獣とは少し違って現実味の
ある恐竜に魅かれていくようになりました。丁度その頃、“恐竜100万年”
という映画を見たばかりで、現在の動物たちとは何処か違う巨大な姿を見ると、
そのアンバランスさが不思議に想えてなりませんでした。恐竜の歴史が知りた
い…と調べている内に、地球年表を見つけ、より詳しく調べることが出来まし
た。それによると、恐竜は約2億年前に誕生し、その種類は700以上もの色
々な化石が発見されるほど繁栄したようです。当時は肉食のティラノザウルス
や草食のプロントザウルスが代表的な恐竜として図鑑等に紹介され、今でもそ
の姿、形が蘇ってきます。しかし1億年以上も謳歌した恐竜達も6500万年
前に突然絶滅してしまうという悲劇が訪れるのです。原因として、洪水や火山
活動、隕石による環境変動等色々な説があったのですが、最近になって証拠が
見つかったことから隕石による環境変動説が有力視されているそうです。更に
恐竜の絶滅だけでなく地球年表で視ると、今まで5回もの大きい生物の絶滅が
あったとされています。(ここでいう絶滅は生物の100%が死滅するのでは
なく、約80~95%が死滅するという意味です) 

 地球年齢は約45億年ですが、誕生してからたった5~6億年で原始生命が
誕生し、その後の約30億年掛けて多細胞生物へと進化していったそうです。
5回の生物の絶滅は、現在までの5億年間に集中していて、絶滅の度に生物の
進化が加速していったようです。例えば恐竜絶滅の後、鳥類のDNA変化が加
速し爆発的に進化したことが知られています。噛み砕いていうと、絶滅に関す
る戒めをDNAに書き入れ、生き残った恐竜達によって現在の95%にもあた
る種の鳥類に爆発的に進化したという説が有力なようです。もし5億年前(カ
ンブリア紀)に生息した得体の知れない奇天烈動物達や2億年前の恐竜達が絶
滅せずに生きていたとすれば… そしてそれでも尚人類が誕生したと仮定する
と、今ほど進化することはなく、主役になることもなかったと思うのです。恐
竜の絶滅を除くと残り4回の絶滅原因としては…何度となく繰り返された氷河
期や地球温暖化,酸素濃度の変化,放射線,宇宙からの贈り物等のように色々
なケースが考えられていますが、現在のところはっきりしていないそうです。
歴史は繰り返すと云いますが、将来6回目がやってくる可能性は0ではありま
せん。 いや、もう既に忍び寄ってきているのかも知れないのです… “そう怯
えていても仕方がないよ。変化に全力で適応していくことが大切だよ!!”とダ
ーウィン先生が囁いているように想えてなりません。

 幼少の頃、怪獣に魅せられた想いは次第に恐竜へと移り、恐竜のことを調べ
ていくうちに地球誕生そして生命の誕生、生物の絶滅といった地球年表上の生
命へと興味の対象が変わっていきました。そして巡り巡って最後に辿り着いた
のは地球年表の更にずっと奥にある「宇宙誕生」だったのです。今回は宇宙誕
生に辿り着く直前までの様子をご紹介して参りましたが、次回はいよいよ本題
に入っていきたいと想いますので宜しくお願いします。



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┃ ■ 今月のトピックス ■
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 │■ トピックス 1 第5回高機能プラスチック展に出展
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 │平成28年2月24日(水)
 │当社は、4月6日(水)~8日(金)に東京ビッグサイトにおいて開催されます
 │「第5回高機能プラスチック展」(小間番号:E10-39)に出展いたします。
 │→ http://www.awapaper.co.jp/news/news_20160224_322.html
 └―――――――――――――――――――――――――――――――――

 │■ トピックス 2 2017年度新卒採用エントリー受付開始のお知らせ
 ├―――――――――――――――――――――――――――――――――
 │平成28年3月1日(火)
 │当社は、2017年度新卒採用のエントリー受付を開始いたしました。
 │→ http://www.awapaper.co.jp/news/news_20160301_324.html
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 │■ トピックス 3 中学校にて「出前授業」を実施
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 │平成28年3月25日(金)
 │当社は、徳島県教育委員会が実施しております教科等に関連したキャリア
 │教育支援における「出前授業」として中学校3校に社員を講師として派遣
 │させていただきました。
 │→ http://www.awapaper.co.jp/news/news_20160325_325.html
 └―――――――――――――――――――――――――――――――――



  最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。
  ご質問、ご感想などを下記にお寄せいただけましたら幸いです。


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