合成繊維

ポリエステル繊維、アラミド繊維、アクリル繊維合成繊維は、有機合成による高分子化合物からできた繊維のことで、石油などの原料から合成されます。
単体またはパルプ等の天然素材との混抄により、繊維の持つ有用な特性を製品に付与することができます。

ポリエステル繊維(PET繊維)

ポリエステル繊維は、合成繊維の中では最も生産量が多く、紙にも多く使用されています。ポリエステルは、エステル結合させた構造の高分子の総称ですが、繊維ではポリエチレンテレフタレート(PET)を指します。
特徴としては、強度が強い、耐熱性・耐水性に優れているなどがあります。当社では、他の原材料との混抄だけでなく、ポリエステル繊維を100%使用した「PURELY(ピュアリー)」も展開しております。

ポリエステル繊維(PET繊維)

ポリオレフィン繊維(ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維)

ポリオレフィン繊維は、ポリプロピレン、ポリエチレン等のように炭化水素系高分子でできた繊維です。
特徴としては、比重が1以下(約0.90~0.96)と非常に軽く、また酸、アルカリに対して耐薬品性が強いなどがあります。
特に複合繊維のうち芯部分がポリプロピレン、鞘部分がポリエチレンの芯鞘繊維(シース・コア繊維)、またはポリプロピレンとポリエチレンが約半分ずつで構成されるサイドバイサイド繊維が、熱融着繊維としてよく使用されています。
当社では、他の原材料との混抄だけでなく、ポリオレフィン繊維を100%使用した「ALT(アルト)」も展開しております。

ポリオレフィン繊維(ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維)

アクリル繊維

アクリル繊維は、ポリアクリロニトリルを成分とする繊維です。特徴としては、耐熱性、染色性、寸法安定性、耐薬品性等に優れています。
またアクリル繊維とは別に、ポリアクリロニトリルの割合が低く、様々な機能(難燃性,抗菌性,保温性等)を付与させるために、その他の原料を含むモダクリル繊維と呼ばれるものも使用されています。

アクリル繊維

アラミド繊維

アラミド繊維は、その分子骨格が芳香族とアミド結合からなる繊維のことで、分子骨格でパラ系タイプとメタ系タイプがあります。
特徴としては、高強力、高弾性率、耐衝撃性、耐摩耗性、耐熱性、耐薬品性に優れており、高価ではありますが、高機能のため使用されています。

アラミド繊維

ビニロン繊維(PVA繊維)

ビニロン繊維は、ポリビニルアルコールを成分とする繊維です。
特徴としては、耐光性、親水性、接着性等があり、紙の多くの分野で使用されています。

ビニロン繊維(PVA繊維)

  

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