共同開発体制

お客様からいただいたテーマは、下記のような共同開発体制により完成までお手伝いします。

お問い合わせ

お客様評価

STEP1開発テーマ決定
お客様のご相談にあわせて、用途、使用する素材、
必要なスペックなどを決定します。
STEP2ラボ実験
手漉きでその素材が製造可能か、
強度や配合を試験します。
STEP3試験抄紙機
試験抄紙機を使い、少量の原料で
抄紙適正等を確認します。
STEP4実験試作
量産用の抄紙機での試作を行います。
量産

性能評価装置を使用して評価を行います。

STEP1 開発テーマ決定

当社では、植物繊維・動物繊維・再生繊維・合成繊維・無機繊維など様々な繊維や粉体を使用しています。複数の繊維を組み合わせることにより繊維それぞれがもつ特性を活かしたり、粉体を担持させて製品にすることができます。
お客様の立場に立ち、使用する用途や必要な性能に合わせて素材を選定し、最適な構成案を提案します。

素材

木材パルプ
ポリエステル繊維
炭素繊維
活性炭繊維
活性炭
酸化チタン

STEP2 ラボ実験

構成案を基にラボスケールの様々な実験機を用いて実際にシート化し、要求性能を満たす原材料配合と物性を決定します。

実験機器

離解機
試験ビーター
手抄機
プレス機
電気乾燥機
ドラム乾燥機
オーブン
熱プレス機

STEP3 試験抄紙機での試作

少量の原材料で抄紙可能な試験抄紙機を使用し実際にRoll to Rollでの抄紙を行い、設計通りの物性が得られるかを確認し、ラボ試験との相関と抄紙適性の確認を行います。

試験抄紙設備

パルパー
パルパーチェスト
マシンチェスト
試験抄紙機

STEP4 実機での試作

要求物性や性能に合わせて最適な量産用の抄紙機を選定のうえ実際に抄紙し、設計通りの物性値が得られるかのを確認と量産適性の確認を行います。

量産設備

パルパー
円網
長網
アフタードライヤー
量産用抄紙機

性能評価

ラボ実験、試験抄紙機、実機試作で実際にシート化したサンプルが設計通りの性能を有しているかを確認するため、様々な評価・試験設備を保有し活用しています。

評価機器

万能引張試験機
破裂強度試験機
パルスNMR粒子界面評価装置
熱伝導率測定機(TCi)
走査型電子顕微鏡(SEM)
エネルギー分散型X線解析装置(EDX)
不燃試験機
DIN53 438 難燃試験機
マルチパス試験機

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