自ら動く

2013年9月24日

社長メッセージ

自ら動く


取締役社長 三木 康弘

 先日は見事な中秋の名月を徳島で眺めることが出来ました。昇りかけの真正面に見えた満月は、本当に大きく力強さを感じました。2020年の東京オリンピック開催も決まり、アベノミクス景気も安倍首相自らが決意し動くことで更なるステージへ進もうとしています。高揚感や様々な夢が膨らみます。一方で去る17日に、トヨタ自動車「中興の祖」といわれた豊田英二氏が逝去されました。日本の高度成長を牽引された偉大なアントレプレナーのお一人がまた逝ってしまったと、時代の変化に寂しさも感じるこのごろです。

 今の時代を生きる我々の役目は、先人の功績を踏み台とさせて頂き、更なる高みに上るビジョンを掲げ実現していくことと思います。当社も時代の最先端を行く新たな紙の可能性を追求し、社会に貢献していきたいと思っています。紙らしくない紙、常識を超えた紙、これが紙?といわれることを喜びとしながら、開発した機能素材を様々な機会を通じ世の中に発表し商品化を目指して参ります。

(第3回水イノベーション2013に出展)
 ⇒ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20131108_262.html

(徳島ビジネスチャレンジメッセ2013に出展)
 ⇒ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20131029_261.html

(徳島県ものづくり新技術展示商談会 in HONDAに出展)
 ⇒ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20130921_260.html

 月は規則正しく満ち欠けを繰返しているように見えますが、それは天動説の如く自分が同じ目線で見ているためであり、月の実態は変化していません。世の中も景気も、目線を変えることで全く違う見え方が現れてきます。良い悪いは相対的なものでありますが、宇宙も社会も絶対的に変化し続けています。当社も自ら動き、変化をWEBを通じて情報発信すると共に、展示会等でface to faceのご縁を活かして常に全体を見る努力、すべてを見せる努力をして参りたいと思います。様々なお問い合わせなど頂けますよう懇請申し上げます。

今月のトピックス

「第3回水イノベーション2013」に出展

平成25年9月24日(火)

当社は、2013年10月30日(水)~11月1日(金)の3日間、東京ビックサイトにおいて開催されます『INCHEM TOKYO2013 第3回水イノベーション2013』に出展いたします。

「徳島ビジネスチャレンジメッセ2013」に出展

平成25年9月21日(土)

当社は、2013年10月24日(木)~26日(土)の3日間「アスティとくしま」において開催されます『徳島ビジネスチャレンジメッセ2013』に出展いたします。

「徳島県ものづくり新技術展示商談会 in HONDA」に出展


平成25年9月21日(土)

当社は、9月11日(水)に、栃木県の本田技術研究所四輪R&Dセンターで開催されました「徳島県ものづくり新技術展示商談会 in HONDA」に出展いたしました。

第52回機能紙研究発表・講演会にて特別講演

平成25年9月13日(金)

当社社長は、2013年10月24日にあわぎんホール(徳島県徳島市)で開催されます「第52回機能紙研究発表・講演会」にて特別講演をいたします。

■ 展示会レポート ■

~CARMIX CFRP 成型品を初出展(ものづくり新技術展示商談会 in HONDA)~
研究開発部 要素技術課 住本 健 

 徳島県では、県内企業の技術・製品を大手企業にPRする「ものづくり新技術展示商談会」を平成19年度より開催しており、本年度は、9月11日に本田技研工業株式会社様にて開催されました。
 当社からはCARMIX放熱シート、CARMIX CFRP(炭素繊維強化プラスチック)等を出展し、私もCARMIX CFRPの担当者としてブースに立たせて頂きました。

 CFRPは金属に替わる材料として、近年、航空機(ボーイング787)等で採用されておりますが、やはり金属と比較すると価格が高いという課題がある為、自動車用の汎用材料として量産採用されるまでには至っておりません。
当社では湿式抄紙技術を活用し、不連続炭素繊維を使用した安価CFRPの開発を行い、鉄、アルミに替わる新たな材料の提案を行いました。鉄、アルミと同等の価格までは難しいですが、軽量効果による低燃費化を図ることができ、ランニングコスト削減が可能になります。自動車用の材料では曲げ強度が設計上の一指標となり、鉄は400MPa、アルミは150MPa程度に対し、CARMIX CFRP(樹脂はPP)は250MPa程度の強度があります。比重に関しては鉄が7.8g/cm3、アルミが2.7g/cm3に対し、CARMIX CFRPは1.1g/cm3程度です。

 一般的に世の中に出ているCFRPは、使用する連続した長繊維材料(炭素繊維)が高価であり、成形加工費用も高コストであるが故に、極めて高価な材料となっております。一方当社のCARMIX CFRPは湿式抄紙技術を活用し、炭素繊維の安価な端材が活用出来ます。現状端材はほぼ全てが埋め立て処分されているため、環境貢献面でも期待できます。抄紙工程で炭素素材と熱可塑性樹脂を混抄することにより、抄紙の一工程のみにてCFRPの前駆体であるプリプレグを製造することが可能で、金型を使用したハイサイクルプレス成形(~数分)により、3次元方向にて等方性に優れた強度特性を有する立体成形品が完成するため、成形コストも安くなります。

(CARMIX CFRP)
 ⇒ https://www.awapaper.co.jp/products/detail/cfrp.html

 今回は熱可塑性CFRPの炭素繊維複合紙(プリプレグ)とそれを立体成形加工したサンプルを展示致しました。今回、関連企業様も含め、本田技研工業株式会社様の多くの方にご来場頂き、非常に盛況であったと実感しております。多くの方と意見交換させて頂きましたが、やはり、現在の自動車用主要材料である金属の樹脂化による軽量効果には非常に大きなニーズがあると実感致しました。見た目は普通の低密度の紙が熱プレス成形により立体成形が出来ている事や、アルミ以上の強度を持つ事に驚きの声を数多くお聞きする事ができました。

 CARMIX CFRPは自動車用途に限定した材料ではありませんが、ご教授頂いたニーズ情報(主に価格や物性面)を今後の開発作業に反映させ、更なる実用性のある材料の早期実現を目標とし、日々精進して参りたいと存じます。

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(前編)
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20130913/303221/?rt=nocnt

(後編)
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/FEATURE/20130913/303222/?ref=RL3

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