人財湧出

2015年4月28日

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 ┃       機能紙・不織布の共同開発メーカー 阿波製紙株式会社        
 ┃                    vol.124 【 2015/ 4 / 28 】        
 ┃                                        
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    ≪目次≫ 
       
  01:[ ご 挨 拶] 今月の社長メッセージ
  02:[二 ュ ー ス] 定年退職者に感謝状を贈呈
  03:[シ リ ー ズ] 若き日の回想 (第11回:情熱の想い)
     
                     
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┃ ■  ご 挨 拶 ■
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┃ 人財湧出
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                                                 取締役社長 三木康弘


  4月は新たな年度がスタートすると共に、先般の統一地方選挙によって新た
な任期を担うリーダーが各地で選出されました。当選された方々に、強い期待
を込めてお祝い申し上げます。今回は地方創生を担う大事な選挙でありました
が、全体的には国民の関心の低さが投票率に顕れたり、候補者不足から無投票
当選や欠員が生じたりするなど世相を反映していた様に思います。我こそはと
いう新人が大勢湧き出てくれば、未熟なりとも選挙を戦い、厳しさを知り、磨
かれ腹の座った人物に育っていくのだと思うのですが、政治家も起業家も志を
掲げて突き抜けていく人のなんと少ないことかと嘆いてしまいます。 

  変化に対応するためには強いリーダーの存在が必要であり、また底辺から湧
き上がる様々な意見のぶつかり合いが大事です。議論を深めることは、英知を
生んでより良い方向性へ進んで行く事になると思います。逆に関心の低さは、
リーダーが明確で具体的なビジョンと方策を打ち出せていないという課題を現
しているようにも感じます。大阪都構想などは、良し悪しや判断は有権者に委
ねますが、議論を呼び起こしているという点は大いに評価できます。また選挙
権の18歳への引き下げなどは、まず変化が起きるというだけでも価値がありま
すが、高校教育において政治や政治家について学んだり自立した社会人の心構
えなども教わる機会を生み出せるならば、投票を通じ大人に刺激をもたらせる
のではないかと期待します。
 
 企業においても同じことが言えないでしょうか。大きな変化はトップだけが
考え決めるのでなく、議論百出の中から鍛え上げられ選ばれ決断されるべきと
考えます。さらに思い切った権限委譲も社員に自覚を促します。人生をかけて
でもやりたいという人間が新規事業を担ってくれるとしたら、そんな嬉しい事
はありません。一方でテーマや申し出がなかなか出てこない事は寂しいことで
す。   

 社内活性化の為には、根本となる理念やビジョンはトップが指し示し、一丸
となって突き進める環境づくりをしていきたいと思います。そのうえで、失敗
を恐れず会社の将来を担う新規事業に立ち向かう人財が湧き出てくれる事を楽
しみにしています。当社は紙の可能性を追求し、世の中を変革するような機能
部材を創り出し社会に貢献して参りたいと思います。



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┃ ■ 今月のトピックス ■
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 │■ トピックス 1 定年退職者に感謝状を贈呈
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 │平成27年3月31日(火)
 │当社は、3月31日に本社にて、定年を迎えた7名の方へ感謝状を贈呈いたし
 │ました。
 │→ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20150331_302.html
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┃ ■ シリーズ ~若き日の回想~ ■
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┃ 第11回 -  情熱の想い
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               研究開発部 シニアエンジニア 高原 豊


 以前よりお付き合いしていた、ある会社からのお話でした。原材料の半分以
上もの樹脂を使って紙にするというトテツモナク大胆な内容に思えました。も
ちろん紙を作った後から含浸したりコートしたりして樹脂加工するのではあり
ません。紙になる前の水分散した状態で樹脂を添加するので内添と呼ばれてい
ます。通常は強度向上や機能性を付与するために繊維に対し数%程度まで添加
するのが一般的ですが、当社の場合は特殊紙をやっているせいか既に2~3割
程度までなら樹脂を内添した経験はありました。それがなんとその経験値を遥
かに上回るような話だったのです。

 技術的に大変難しい内容だと思いながらも、話の内容を聞いていました。担
当の彼は技術データを使って分かりやすく説明してくれました。数回の質問に
対しても、こじつけのような説明は一切なく、技術的に理解できるものでした。
年輩の方ではありましたが、大変情熱の籠ったお話を聞かして頂いたと今も記
憶に残っています。

 一方当社では 「そうだ!! 試験抄紙機を使ってやってみよう」当時完成した
ばかりの試験抄紙機ですが 「難しい開発にはもってこいやなあ」 と思いなが
ら、担当グループのメンバーと一緒に取り組むこととなりました。最初はビー
カーの中からの実験スタートで、依頼メーカーとのキャッチボールが数回続き
ましたが評価がOKとなり、やっと試験抄紙機の出番がやってきたのです。ふ
と不安な気持ちに駆られたのは、あの牛乳のように白い樹脂が定着せずに原料
調整後も、白く濁ってどうしようもなくなることでした。

 いざ試験してみると、首尾よくワイヤーの下の濾過液は透き通っていて、今
までの不安は一掃されました。それというのも、担当メンバーのきめ細かい実
験対応のお蔭だと感心しました。さてその後試験抄紙機サンプルの評価やりと
りも何回か続く中で、依頼先との技術打合せも数回行いました。もうその頃に
は、依頼先の彼とは親しく話をさせて頂いていました。お会いするたびに、色
々なことを教えて頂き、師匠と云うべき存在であったなあと想っています。こ
ういうふうな技術的な助言を参考にできたこともあり、本機試作へと駒を進め
ることができました。奥深い技術知識と経験を持ち合わせていても、なお「情
熱をもってことにあたることが大事だよ」 彼がそう教えてくれたと想います。

 メールマガジンに投稿させていただいて来月で早や一年(12回目)を迎え
ることとなりました。いよいよ、最終回となりますが次回は、過去のことばか
り語っていた矛先を少しだけ未来の方に向けて回想していきたいと思いますの
で、宜しくお願いします。



  最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。
  ご質問、ご感想などを下記にお寄せいただけましたら幸いです。


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