良い会社の条件

2015年11月27日

  ■ AWA PAPER NEWS ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
 ┃                                                                
 ┃       機能紙・不織布の共同開発メーカー 阿波製紙株式会社        
 ┃                    vol.131 【 2015/ 11 / 27 】        
 ┃                                        
 ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  https://www.awapaper.co.jp/ 

 
    ≪目次≫ 
       
  01:[ ご 挨 拶] 今月の社長メッセージ
  02:[二 ュ ー ス] 第三回阿波製紙グループ見える化発表会開催
  03:[二 ュ ー ス] 日本赤十字社社長感謝状を贈呈される
  04:[二 ュ ー ス] 平成27年度稲荷神社祭ならびに創立99周年記念式典開催
  05:[二 ュ ー ス] 駐日ポルトガル共和国特命全権大使より感謝状を贈呈される
  06:[二 ュ ー ス] 「2015とくしま子ども発明・科学の祭典」に協賛及び出展
  07:[二 ュ ー ス] 「徳島ビジネスフォーラム in 東京」にてプレゼンテーション
  08:[二 ュ ー ス] 「徳島ビジネスチャレンジメッセ2015」に出展
  09:[シ リ ー ズ] 若き日の回想 (第18回:不思議な想い)
     
                     
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┃ ■  ご 挨 拶 ■
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┃ 良い会社の条件
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                                                 取締役社長 三木康弘


 秋は恒例のイベントが多いため、定点観測の如く例年以上に過ごしやすい暖
秋の日々を実感しています。他方世界ではIS組織によるテロが益々過激化し、
世界の秩序を乱し、日本にとっても遠くの国の悲劇では済まされない様相とな
ってきました。今から100年前も遠い欧州を中心とした世界大戦争が広がって
いましたが、日本も戦争に巻き込まれる事になりました。この度あらためて正
義の戦いの為にはひるまない覚悟をもち、応分の役割を日本人は果たさなけれ
ばならない時が来たと思います。

 そのちょうど100年前の大正4年11月10日は大正天皇の即位の礼が執り行われ、
その佳日に合わせて当社の発起人総会が開かれました。今年もその記念日に99
周年式典を開き、来年の100周年に向けた事実上キックオフとなりました。こ
れまでお支えを頂いて来た多くの方々への感謝の念を噛み締めて、強い覚悟を
以てグループ会社一丸となり、リスクを乗り越え社会にお役立ちし続ける良い
会社を目指そうと決意を新たに致しました。


(平成27年度稲荷神社祭ならびに創立99周年記念式典開催)
 ⇒ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20151116_312.html

 今月24日は先代社長の7回忌を迎えましたが、常々「規模でなく内容で日本
一を目指す」と言われていたことを思い出しています。つまり日本一良い会社
を目指すという事と受け止めています。それは財務面や顧客満足度だけにとど
まらず、従業員満足度や取引先からの信頼、加えて積極的な環境改善や法令等
の遵守、事業継続マネジメントといったものが尺度になるのだろうと思ってい
ます。様々な観点があり大変なように見えますが、「良いと思ったことはすぐ
に行う、改める。」「良くないと思ったことはすぐに止める、改める。」とい
う基本的な行動を積み重ねることが事を成すと思います。

 多様な社員一人一人が遣り甲斐と誇りを持ってより良くする改善を続ける会
社、定年を迎えた時に勤めて良かったと思える会社、将来のビジョンが共有さ
れ未来のための活動が行われている会社を目指して日夜努力して参りたいと思
います。



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┃ ■ 今月のトピックス ■
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 │■ トピックス 1 第三回阿波製紙グループ見える化発表会開催
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 │平成27年11月26日(木)
 │当社は、11月19日、第三回阿波製紙グループ見える化発表会を本社にて
 │開催いたしました。
 │→ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20151126_314.html
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 │■ トピックス 2 日本赤十字社社長感謝状を贈呈される
 ├―――――――――――――――――――――――――――――――――
 │平成27年11月20日(金)
 │当社は、11月11 日、徳島県庁において開催されました「日本赤十字社
 │表彰式」にて「日本赤十字社社長感謝状」が贈呈されました。
 │→ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20151120_313.html
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 │■ トピックス 3 平成27年度稲荷神社祭ならびに創立99周年記念式典開催
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 │平成27年11月16日(月)
 │当社は、11月10日、恒例行事である稲荷神社祭ならびに創立99周年記念式
 │典を本社・徳島工場にて開催いたしました。
 │→ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20151116_312.html
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 │■ トピックス 4 
 │    駐日ポルトガル共和国特命全権大使より感謝状を贈呈される
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 │平成27年11月13日(金)
 │当社は、11月1日、駐日ポルトガル共和国特命全権大使フランシスコ・シャ
 │ヴィエル・エステヴェス氏より、感謝状を贈呈されました。
 │→ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20151113_311.html
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 │■ トピックス 5「2015とくしま子ども発明・科学の祭典」に協賛及び出展
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 │平成27年11月11日(水)
 │当社は、平成27年10月24日・25日の2日間「アスティとくしま」において
 │開催されました「2015とくしま子ども発明・科学の祭典」に協賛及び企業  
 │ブース出展をいたしました。
 │→ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20151111_307.html
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 │■ トピックス 6 
 │    「徳島ビジネスフォーラム in 東京」にてプレゼンテーション
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 │平成27年11月11日(水)
 │当社は、11月4日に「ホテルオークラ東京 別館」で開催されました「徳島
 │ビジネスフォーラム in 東京」にてプレゼンテーションをいたしました。
 │→ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20151111_309.html
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 │■ トピックス 7 「徳島ビジネスチャレンジメッセ2015」に出展
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 │平成27年11月6日(金)
 │当社は、平成27年10月29日~31日の3日間「アスティとくしま」において
 │開催されました「徳島ビジネスチャレンジメッセ2015」に出展いたしました。
 │→ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20151106_308.html
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┃ ■ シリーズ ~若き日の回想~ ■
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┃ 第18回 - 不思議な想い
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               研究開発部 シニアエンジニア 高原 豊


 あれは小学校も高学年の頃、そろそろ蒸し暑くなり始めた時期でした。いい
天気だったので家族そろって山へ山桃を取りにいくことになりました。山林を
歩いているとちょろちょろと流れる谷川のせせらぎの音や鳥の鳴声が聞こえて
きました。“ケケケケッキョケッキョ…”と聞きなれない鳴声がするのでおじ
いさんに聞いてみると“あれは鶯じゃなぁ、「鶯の谷渡り」いうて滅多に聞け
ん鳴き声や”と教えてくれたのです。鶯が“ホーホケキョ”と鳴くのは知って
いましたが、ああいう鳴き方は初めてだったので意外でした。それにしてもな
んで鶯の谷渡りっていうのかなぁ?? といった疑問が浮かびながらも、足元の悪
さに気がとられ、いつの間にか掻き消されてしまったようです。 そうこうして
いるうちに、谷まで辿り着き、まさかの自分が谷を渡る破目になってしまった
のです。下を見ると谷底まで数メートル、細い丸太3本合わせて作った橋が架
かっているだけです。腐りかけた丸太には苔が、そして丸太の隙間から覗く谷
底を見ると思わず立ちすくんでしまい…、“どうしたん!! ハヨー渡り!! 落ち
くれんようにしぇーよ”という声に、更に追い打ちを掛けられたような気分で
した。“よし!!これを渡ったら山桃を足るほど食べる”と気持ちを切り替え、
やっとの思いで渡り切り、ほっと胸をなでおろしたのでした。

 谷を渡れば山の斜面に二本の山桃の木が立っていました。私は大きい方の木
に登り、三又になった枝の上に腰掛けながら赤い実を千切っては手籠に入れて
いきました。特に赤黒く熟した実は、渋みも少なく甘酸っぱくてたまらなく美
味しかったので、頬張りながらの収穫となりました。手籠に4、5杯摘んだ頃、
“お弁当食べよー!!”と下から母が呼んだので、さっそく降りていきました。
さっき山桃をたくさん食べたのに、山間で食べるごはんは別腹だったようです。
大きな葉っぱを開けると中から、香ばしそうな焼きおにぎりが出てきました。
おにぎりを食べながら…、なんで葉っぱに包んであるのか母に聞くと、“これ
はバラン言うてな、食べ物が腐りにくくなるんよ”“家の裏庭に生えているか
ら、それで包んだのよ!!”と言っていました。葉っぱも種類によってはこのよ
うな効能があるのかと驚いていたのです。最近はフィルムで出来たバランモド
キが弁当の飾りや仕切りに使われるだけの影の薄い存在になっています。昔は
弁当といえば食べ物を竹の皮やバランの葉で包むのが一般的で、そこには代々
より受け継がれた天然素材をトコトンまで利用しようとする伝統的な知恵が息
づいているようです。

 植物の中には、種類によっては自ら独特の効能を備えているものがあります。
例えば先ほどのバランや竹の皮のように食物の防腐効果を持つものがあったり、
クスノキ(樟脳)やユーカリ精油のように防虫効果があったり、漢方薬のよう
な薬理活性、そして抗菌性や毒性等という風に様々な特性を備えている種があ
ります。このような特性を引き起こす成分こそ、先月お知らせした微量成分な
のです。高等植物とりわけ樹木を構成する主成分はセルロース、リグニン、ヘ
ミセルロースの三成分…ということは前回お話した通りです。一つ目のセルロ
ースは繊維状をした細胞壁の主成分で樹木の形をしっかりと支える役目を持っ
ています。二つ目のリグニンはセルロース同士を結ぶ接着剤のような役割を、
そして三つ目のヘミセルロースは前記二つの接着を助ける働きがあるようです。
この三つは、ほぼどの樹種も持っている共通した成分なのですが、この微量成
分は先ほどの例のように樹種によって大きく違いがあります。人間に対しては、
薬草のように良い成分もあれば毒のように悪い成分もあり…、“不思議なもの
やなぁ、いったいどんな役割があるのやろか??”と疑問に思い調べてみること
にしました。

 それは一言でいうと、樹木自身の生命維持をするためだそうです。生命維持
といっても色々あり、樹木自身を腐らないようにする働きや、樹木の周りの空
気や土壌を浄化する働き、昆虫や動物への行動を制御する働き、他の植物の成
長抑制をする働きといった具合に、樹木の周りにある殆ど全ての環境に対して
何らかの影響を与えているようです。例えば台湾ヒノキ等に含まれるヒノキチ
オールは、微量の揮発成分で周りの空気浄化の働きを持っています。また人に
対しても落着かせ癒しの気分にする精神安定効果があるようです。アルカロイ
ドに至っては樹木自身への役割は殆ど解っていないようですが、人には、痛み
止めとか麻薬になるモルヒネや中枢神経を興奮させるカフェイン、依存性の症
状を起こすニコチン等のように人の神経や精神にまで影響を与えることが知ら
れています。このように不思議な微量成分のお蔭で、樹木達(森林)は長い間、
動かずして、樹木を中心とした生態系を創り上げてきたのです。そして環境が
崩れかけている今、彼等は“もっと冷静に考えなさい!!”と人の心にまで働き
かけている…そう想えてならないのです。

 3ヶ月に渡ってお送りしてきた木材シリーズですが、ここらで一端お休みし、
次回は子供の頃芽生えた科学や宇宙への想いについてご紹介していきたいと思
います。来月号もよろしくお願いします。



  最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。
  ご質問、ご感想などを下記にお寄せいただけましたら幸いです。


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