知仁勇

2016年2月29日

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 ┃       機能紙・不織布の共同開発メーカー 阿波製紙株式会社        
 ┃                    vol.134 【 2016/ 2 / 29 】        
 ┃                                        
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    ≪目次≫ 
       
  01:[ ご 挨 拶] 今月の社長メッセージ
  02:[二 ュ ー ス] 第5回高機能プラスチック展に出展
  03:[二 ュ ー ス] 創立100周年記念ロゴマークを制定
  04:[二 ュ ー ス] 新機能性材料展2016に出展
  05:[シ リ ー ズ] 若き日の回想 (第21回:ETへの想い)
     
                     
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┃ ■  ご 挨 拶 ■
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┃ 知仁勇
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                                                 取締役社長 三木康弘


 梅の花が満開を迎え、つくしんぼうが顔を出し春の準備が整って来ました。
今年の鳴門わかめは暖冬のせいか少し生育が遅れているようですが、とれとれ
の和布蕪(めかぶ)が楽しみな季節です。

 世界経済は、中国の成長鈍化を受け年明けから株価は下落、為替は米ドル高
以上に円高が進み、金融面では欧州に続いて日本もマイナス金利時代に突入し
てしまいました。原油は暴落し1バレル30ドルを挟む展開となっていますが、
何事も過ぎたるは尚及ばざるが如しと言うように、経済・環境・資源・紛争等
の諸問題に対して世界が協調によって的を得て今の歴史的大転換期を、大変な
困難を乗り越えていって欲しいと思います。

 一方日本は、2015年の国勢調査によると5年でマイナス0.7%と初めて
人口減が確認されました。既存の発想を転換し、見て考えて行動していかなけ
ればなりません。女性や高齢者そして外国人が中心で活躍するのも当たり前に
なるでしょうし、子供を産み育てる家庭のあり方も多様化して行くでしょう。

 企業経営者は、どんな変化にも知をもって惑わず・仁をもって憂えず・勇を
もって懼れず※、ただ天命を畏れて、世のため人の為に自社を進化発展させて
行かなければなりません。当社も道徳経済合一を社是に掲げ、理念実現に向け
て、新たな100年発展の土台をしっかり築き上げていきたいと思います。
 

(創立100周年記念ロゴマークを制定)
 ⇒ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20160212_321.html


 ※ 知者は惑わず(知者は事理に通じていて判断が確かだから)
     仁者は憂えず(仁者は人の道に達していて私心がないから)
     勇者は懼れず(勇者は事に当たって進んで義に順うとするから)
                              論語:伊與田覚先生解釈より



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┃ ■ 今月のトピックス ■
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 │■ トピックス 1 第5回高機能プラスチック展に出展
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 │平成28年2月24日(水)
 │当社は、4月6日(水)~8日(金)に東京ビッグサイトにおいて開催されます
 │「第5回高機能プラスチック展」(小間番号:E10-39)に出展いたします。
 │→ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20160224_322.html
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 │■ トピックス 2 創立100周年記念ロゴマークを制定
 ├―――――――――――――――――――――――――――――――――
 │平成28年2月12日(金)
 │当社は、2016年2月に創立100周年を迎えました。
 │1916年2月に創立して以来、皆様方に温かいご支援を賜りましたこと深く
 │感謝申し上げます。
 │この100周年を記念し、これからも、ものづくりを通じて社会に貢献しつ 
 │づけるという決意を込めロゴマークを制定いたしました。  
 │→ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20160212_321.html
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 │■ トピックス 3 新機能性材料展2016に出展
 ├―――――――――――――――――――――――――――――――――
 │平成28年2月4日(木)
 │当社は、2016年1月27日~29日に東京ビッグサイトにおいて開催されました
 │「新機能性材料展2016」に出展いたしました。
 │多数の皆様にご来場いただきまして、まことにありがとうございました。
 │→ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20160204_316.html
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┃ ■ シリーズ ~若き日の回想~ ■
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┃ 第21回 - ETへの想い
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                                 研究開発部 高原 豊


 幼少の…小学校の高学年の頃、夏休み前ともなるともう休み中何をしようか
と楽しみで、浮き浮きした気分になっていました。学校のホームルームの時間
に、“来週は恒例の一夜講習あるから準備しとけよー!!”体育会系の担任から
突然行事のことを聞かされました。“イチヤコウシュウって何やろう?? 夏休
みを前にしてシゴかれるのとちゃうやろか??”そう想うと少し不安になり情
報屋のビッグマウスに聞くと、何やら卒業記念に一晩泊まって合宿するという
のです。“何か楽しそうやなぁ”と期待に胸を膨らませながらいよいよ当日、
一泊分の荷物を持って、小学校から歩いて裏の山に登っていったのです。汗を
かきながらも山の中腹まで到達、そこには今夜の宿になるお寺がありました。
一服した後、頂上を目指したのですが、これが更に険しくなっていて、一合毎
にある標識を一つ一つ数えながら登りました。やっとのことで10合目の頂上
まで到着した時、頂上から見下ろすと下界の絶景が広がっていて、清々しい気
分になりました。山の中腹まで戻ってくると、PTAの人達が夕食の準備をし
てくれていました。掃除や風呂を済ませた後は待ちに待った夕食の時間ですが
その前に、校長先生の講話がありました。とてもありがたい事を言ってくれた
ように思うのですが、すきっ腹だったせいでしょうか…全然想いだせないので
す。
 そしていよいよ夕食…、満腹になる頃には、先生とPTAの人達はもう出来
上がっていて“チャンチキおけさ”が始まりだしたのです。大人の雰囲気が漂
ってきたのでクラスのみんなは次々とその場から消えていきました。庭に出る
と“空が綺麗やから見てみ!! ”と友達の声、見上げてびっくり仰天、平地で
は見ることができない無数の星達がそこまで迫ってくるような衝撃を覚えたの
です。“天の川が本物の雲のように見えるなぁ”と答えると、“ほんまやなぁ
…、あっ、流れ星!!”と友達が指さしながら言うのです。思わず願い事をしな
がら、まるで活きているかのように煌めく星空をずぅっと眺めていました。

 一夜講習の後も興奮は冷めやらず、次第に宇宙の神秘に引き込まれていくよ
うになりました。ちょうどその頃、テレビで宇宙を題材にした番組が次々と生
まれ…例えば鉄腕アトム等は実写版からSFアニメへと進化し、“宇宙人”や
“空飛ぶ円盤”といった流行語を自然と耳にするようになっていました。自分
でも空にオレンジ色の光を偶然目撃し、後になって新聞でも原因が分からず“
謎のオレンジ光”と報道されたほど珍しい体験でした。このような身の周りの
影響もあり、“宇宙人(ET)はいるのかなぁ?”という疑問が湧いてくるよ
うになりました。そこで宇宙人の出てくるSF系の本等を読み漁り、またSF
漫画が連載されている少年マガジンに至っては毎週欠かさず読むほどの熱の入
れようでした。しかし、なるほど物語としては面白いものばかりなのですが、
どれも科学的に納得できるようなものではありませんでした。そんなすっきり
しない気分の中で見つけたのが、四次元の世界について書かれた本で、立体空
間にある物体は、時間の影響を受けているとするアインシュタインの説が紹介
されていました。特定の場の影響によって時間の進み具合や物体の長さ等が変
化するということでした。例えばある日旅行で地球から旅立ち帰ってくると、
本人はほんの数か月のつもりが実は何十年も経っていたという浦島太郎の話や、
外から見ると小さい入れ物でも中に入ると無限に広がるスペース…今風にいう
とドラえもんのポケットの中のような話が紹介されていました。なるほどこう
いったことがもし実現できるのであれば宇宙人とも出会える可能性があるよう
に想えてくるのです。彼がノーベル賞を受賞した有名な天才科学者だと知り、
尚更に四次元の世界への好奇心も強くなっていきました。

 あれから十数年が経ちコスモスという宇宙の番組が放映されると、小学校時
代の宇宙人への疑問が蘇ってきました。その番組で地球外知的生命体の探索や
交信をしようとしているSETIという科学者の組織があることを初めて知り
注目していたのです。最近になってSETIの会長は地球外の生物(微生物含
む)の存在確率は100%に近いと発表したらしいのです。また科学者の見解
の相違によって巾がありますが、今いる銀河系の中での知的生命体の存在推定
数は1~100万という計算結果だそうです。最初の1は最も悲観的にみた場
合で地球人のみ存在するという意味ですが楽観的にみるとなんと100万個体
もいることになります。しかし太陽系を除くと、最近見つかった生命体がいる
かも知れない候補星まで1000光年以上離れているらしいのです。しかし今
の技術を使って最高速度で飛行したとしても、1000光年の場合、候補星ま
で飛んでいくのに実に片道400万年掛かります。仮にもっと近い10光年の
距離に彼らがいたとしても4万年の時間が必要です。そうなると、こちらから
出かけて行って探索するなんてことはとうてい無理なことだと思っていたので
す。

 今年に入って、重力波の検出をしたという世紀の大発見ニュースが飛び込ん
できました。重力波については何十年も前から大勢の人が試みたのですが今ま
で上手くいった例はなかったのです。今後の探求によってもし重力を利用する
ことが出来るようになれば、子供の頃読んだ四次元の世界のように一瞬のうち
に遠くへ移動できるワープ航法が実現する日がくるように想えてなりません。
アインシュタインの一般相対性理論が誕生して今年で100年が経ち、やっと
予言通り重力波の存在が証明されたのです。これでやっと宇宙人に一歩近づい
たなぁとほっとしていると“まだまだ知的生命体とは程遠いよ、知識力には限
界がある…想像力を遣わないと!!”そういって彼が激を飛ばしているかのよう
に想えてなりません。

 宇宙にいる知的生命体に興味を抱いていた頃、そしてアインシュタインが生
涯を捧げた未完成の一般相対性理論についてご紹介して参りましたが、次回は
宇宙の誕生秘話についてご紹介していきたいと想います。次回も宜しくお願い
します。



  最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。
  ご質問、ご感想などを下記にお寄せいただけましたら幸いです。


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