百周年

2016年11月28日

  ■ AWA PAPER NEWS ■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
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 ┃       機能紙・不織布の共同開発メーカー 阿波製紙株式会社        
 ┃                    vol.143 【 2016/ 11 / 28 】        
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    ≪目次≫ 
       
  01:[ ご 挨 拶] 今月の社長メッセージ
  02:[シ リ ー ズ] 若き日の回想 (第30回:大切な想い)
  03:[二 ュ ー ス] 「徳島ビジネスチャレンジメッセ2016」に出展
  04:[二 ュ ー ス] 平成28年度稲荷神社祭開催
  05:[二 ュ ー ス] 創立100周年記念式典・創立100周年記念 
                              東証市場第一部指定祝賀会開催
  06:[二 ュ ー ス] 第四回阿波製紙グループ見える化発表会開催 
                     
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┃ ■  ご 挨 拶 ■
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┃ 百周年
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                                                 取締役社長 三木康弘


 晩秋の候となり、日一日と寒さが募るようになりました。秋はイベントの季
節ですが、今年は大きなトピックスが多くありました。
 米国大統領選挙は、大方の予想に反しトランプ氏が選ばれて変化への良い期
待が先行し、ドル高株高が続いています。CHANGEはCHANCEと言う
ように世界景気は、「天気晴朗なれど波高し」の予報が出てきているようです。

 当社に於きましては、今月10日に稲荷神社祭および百周年記念式典を挙行し、
東証一部指定と併せての祝賀会を開催致しました。関係する方々にご列席頂く
と共に多くの方からご祝意を頂きました。あらためて心よりお礼申し上げます。

(平成28年度稲荷神社祭開催)
 → https://www.awapaper.co.jp/news/news_20161122_343.html

(創立100周年記念式典・創立100周年記念 東証市場第一部指定祝賀会開催)
 → https://www.awapaper.co.jp/news/news_20161122_342.html

 創業当時は、藍で栄えた徳島経済が、衰退しつつも新産業を求めている時で
あり、また第一次世界大戦の最中という混乱の時期でもありました。
 そのような中、徳島の藍商を中心とした産業人が集い、最新技術で機械漉き
和紙事業を興そうと決意しましたのが、大正4年11月10日であります。翌
大正5年に会社設立となりました。爾来さまざまな困難に見舞われながらも、
今日まで会社を継続してくる事が出来ました。

 設立間もないころの日本経済は、大戦後のヨーロッパへの特需的輸出もあり、
泡沫経済いわゆるバブル景気が発生していました。この時、渋沢栄一が唱えた
のがいわゆる「論語とそろばん」、「道徳経済合一説」でありました。儲かり
さえすれば何をしてもよい、旨い投機に乗らないものは馬鹿者だ。平成のバブ
ル期にもよく聞いた言葉ですが、道徳心をなくして自分だけの儲けに走る姿を
懸念した警鐘の言葉でありました。この「道徳経済合一」を当社は社是に掲げ、
常に判断の基準として歩んでおります。

 昭和30年代、大きな時代の変化に適応するため、特殊紙専業メーカーへと事
業転換を図りました。我々の作った製品に対し、厳しく問題を指摘し、ご指導
頂き、更に高い要求を頂けるお客様の存在が、当社に大きな成長と変革をもた
らす事となりました。
 平成に入りましてからは、業界に先んじてタイ国へ工場進出を果たし、自動
車関連製品の生産を始めました。市場参入には多大な労力を要し、さらにアジ
ア通貨危機など大変な困難にも遭遇しましたが、地域の多くの方々から必要と
され、当社グループ内単独工場としては最大規模となるまでに発展する事が出
来ました。

 先代社長三木俊治が好んで口にしていた言葉に、「自我作古」という言葉が
あります。「我より古をなす、つまり前例に捉われず、誰もやっていないこと
を真っ先にやり、常識や手本を自ら作り出す」ということであります。この精
神を引き継ぎ、これからも挑戦し続けて参りたいと思います。
 合わせて次の100年にむけた礎をしっかりと固めるべく、全社員一丸となって
より改善を続け、高品質な製品・サービスの提供に努めてまいります。

(第四回阿波製紙グループ見える化発表会開催)
 →  https://www.awapaper.co.jp/news/news_20161122_344.html

 これまでの頂いて参りました数多くのご恩に心より感謝御礼申し上げます。
今後ともより一層のご指導ご鞭撻をお願い申し上げます。



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┃ ■ シリーズ ~若き日の回想~ ■
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┃ 第30回 - 大切な想い
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                                 研究開発部 高原 豊


 それは小学校低学年の頃のことでした。“今日も学校があるけん、早く行か
ねば!!”とようやく布団から出るのは遅刻ギリギリの時間で…朝ご飯もほどほ
どに家を飛び出していきます。走っていく途中、川で洗濯をしているおばちゃ
んに正確な時間を教えて貰って、その情報を頼りに走る速さを加減して学校へ
…というのがいつもの登校風景でした。ある寒い冬のこと、“もう少し布団の
中♪♪♪”と思う気持ちからか、より一層起き上がる時間が遅くなり、慌てふ
ためきながら朝飯も食べずに玄関から飛び出していくと突然何かにツマヅキ、
うつ伏せに体ごと突っ込んでしまいました。顔を上げると辺り一面真っ白な雪
布団に覆われていて、30㎝くらいは積もっていたでしょうか、勿論その日は
休校でひと際嬉しい展開となりました。

“そうだ!!去年作ったソリがあったな!?”と思い納屋からソリを取り出し、土
手へと出かけて行きました。途中で走り回っていた近所の友達が加わり、二人
で土手の上から滑り降り始めたのです。始めのうちは上手く滑れず突っ掛けて
しまうことが多かったのですが、地固めが出来る頃には土手のふもとまでスム
ースに滑走するようになりました。ソリ遊びの様子を遠くから見ていた近所の
友達連中も加わり、全部で四人が代わるがわるソリに乗っていましたが、一人
乗りだと待ち時間がとても長くなるので、二人が同時に乗ることにしました。
 一人が正面に座り、あと一人はその後ろで立っての滑降は一人乗りよりスピ
ードが出て、スリルがあります。更にエスカレートして、四人同時に乗ろうと
誰かが言い出したのです。“怖さよりスリル”満場一致で、四人乗りを決行す
ることとなりました。一人目は正面に座り二人目は後ろに立ち、三人目と四人
目はソリの左右側面に立って片手で正面の人の肩を持ちながら、左又は右のソ
リに片足を乗せるような恰好(上から見ると人の頭が菱形の頂点にくる◇)で
構えました。(騎馬戦に似ている)
 勢いよく滑り出しスピードが出過ぎたせいか、ソリは土手の傾斜のままの角
度で下の畑に衝突… 四人は勢い余って雪布団の中へ散りちりバラバラに飛ん
でいきました。気が付けば靴の中まで雪がめり込んでいて、体中雪また雪、散
々雪に浸しんだ一日でした。

 雪と戯れた懐かしい想い出…、そういえば最近の地元徳島では局所的以外に
は積雪がめっきり減ったような気がします。“徳島だけかな??”気になるので
調べてみることにしました。環境省のレポート等によると春先(3月~4月)
の北半球全体の積雪面積は1960年頃から減り続けているとのことでした。
このような現象は地球温暖化と何らかの関係があるようです。産業革命以来、
石炭や石油といった炭化水素燃料を使い始めてからというものは、地球温暖化
ガスの一つであるCO2は北半球を中心に人為的に増加し続けているのです。
その結果地球大気のCO2濃度は産業革命前に比べて40%以上増加し、地球
の平均気温は0.85℃上昇しているようです。過去の歴史を振り返ると、現
在の何倍ものCO2濃度になった時代には温暖化が進んだのですが、気温が温
かくなったために種々のCO2固定化機構が進み易くなり、徐々にCO2濃度
が減少していったと考えられています。

 例えば、気温上昇によって地表面の鉱物の風化反応を促進し空気中のCO2
を炭酸カルシウム等に転化しています。また植物の繁殖も増加したために、植
物の骨格となるセルロースも盛んに合成されるようになりCO2の固定化が進
んだようです。過去の時代はこのようにしてCO2が減少したために過度の温
暖化が起こらずに済んだと考えられていますが、現在は環境汚染等によって森
林面積の減少や砂漠化、海洋汚染等からもCO2を減らせる環境ではなくなっ
ているようです。行く末は金星なのか…大気の殆どがCO2、究極の温暖化に
よって表面は400℃以上になるという恐ろしい光景が浮かんできます…と想
いきや、“近頃太陽の様子が変”といったニュースが飛び込んできました。英
国の大学からのレポートによると、太陽は今最も活動が少ない時期を向かえよ
うとしているというのです。太陽表面の黒点が減少し、過去100年間で最も
弱い活動!!…小氷期(ミニ氷河期)の前触れの可能性が高いらしいのです。過
去には約300年前に、マウンター極小期と呼ばれる太陽活動の極小時代があ
り、やはり寒冷化によって世界各地で川や海が凍りついたそうです。あと15
年もすれば、マウンター極小期の再来かも??…“温暖化か?寒冷化か?”真逆
の脅威にどうすればいいのか解らなくなってきます。ただ、どちらになっても
エネルギーを大切にする必要があるのに変わりはないのでは…“いや!! ”と
偉大なアインシュタイン先生が口を開き“物質を大切にしなければいけない”
そう教えてくれているように想えてなりません。

 幼少の頃、雪と戯れたことから温暖化へと発展し、そして徳島にある偉大な
先生ゆかりの地で想い巡らしている様子をご紹介してきましたが、次回は更に
地球の未来についての回想をしていきたいと思いますので、宜しくお願いしま
す。



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┃ ■ 今月のトピックス ■
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 │■ トピックス 1 「徳島ビジネスチャレンジメッセ2016」に出展
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 │平成28年11月2日(水)
 │当社は、平成28年10月27日(木)~29日(土)の3日間「アスティとくしま」
 │において開催されました『徳島ビジネスチャレンジメッセ2016』に出展い
 │たしました。
 │→ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20161102_337.html
 └―――――――――――――――――――――――――――――――――

 │■ トピックス 2 平成28年度稲荷神社祭開催
 ├―――――――――――――――――――――――――――――――――
 │平成28年11月22日(火)
 │当社は、11月10日、恒例行事である稲荷神社祭を本社・徳島工場にて
 │開催いたしました。
 │→ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20161122_343.html
 └―――――――――――――――――――――――――――――――――

 │■ トピックス 3 
 │ 創立100周年記念式典・創立100周年記念 東証市場第一部指定祝賀会開催
 ├―――――――――――――――――――――――――――――――――
 │平成28年11月22日(火)
 │当社は、2016年11月10日に、本年2月に創立100周年を迎えたことを記念
 │して、徳島グランヴィリオホテルにて式典及び祝賀会を開催いたしました。
 │→ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20161122_342.html
 └―――――――――――――――――――――――――――――――――

 │■ トピックス 4 第四回阿波製紙グループ見える化発表会開催
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 │平成28年11月22日(火)
 │当社は、11月17日、第四回阿波製紙グループ見える化発表会を本社にて
 │開催いたしました。
 │→ https://www.awapaper.co.jp/news/news_20161122_344.html
 └―――――――――――――――――――――――――――――――――


  最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。
  ご質問、ご感想などを下記にお寄せいただけましたら幸いです。


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