株主投資家の皆様へ

トップメッセージ

代表取締役社長

三木康弘
三木康弘

当第2四半期連結累計期間の自動車関連部品市場における需要は、コロナ前の水準に向けて回復傾向にありますが、中国経済の低迷を起因として市場全体の回復速度は鈍化しました。中でも中国での不動産市況の悪化により、建設機械・産業機械向けの需要は大きく低迷しました。

一方、水処理用分離膜市場における需要は海水淡水化プラント用途に加え、工業用プロセス水製造装置用途、廃水処理用途の増加により引き続き堅調に推移しました。

当第2四半期連結累計期間は、収益面で主に原材料価格の上昇による影響を大きく受けました。

その結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は8,253百万円(前年同四半期比19百万円減、0.2%減)となりました。営業利益は、貸倒引当金の戻入れを46百万円計上し95百万円(前年同四半期比53百万円減、35.9%減)となりました。経常利益は72百万円(前年同四半期比80百万円減、52.8%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は68百万円(前年同四半期比68百万円減、50.2%減)となりました。