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【2020年9月号】一日一学

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≪目次≫ 
       
 01:[ ご挨拶] 今月の社長メッセージ
 02:[ コラム] 燃える闘魂

【ご挨拶】
 一日一学     代表取締役社長 CEO兼CIO  三木 康弘

 お彼岸も過ぎ、すっかり朝夕が涼しくなってきました。秋と言えば行楽のシーズン、いわゆるコロナ自粛も緩み、連休は多くの人出で賑わいました。ウィズコロナの下、リスクを避けた過ごし方や新たな仕事のやり方も定着してきたのでしょうか。人の移動が鍵となり、経済回復の足音が聞こえてきたように思いますが、油断大敵です。新たに誕生した菅内閣への一番の期待は、やはりコロナ対策と経済の両立です。

 世界を見渡しますと、未だ感染拡大の地域と既に収束の目途を立てつつある地域とに二分され、オンライン開催となった国連総会でも米中の対立が一層激しくなってきています。コロナ禍前の状態に戻るモノと元には戻れないモノとに、二分されてきました。デジタル化社会の進展は加速され、非接触やキャッシュレス、ペーパーレスという新常態も標準化しつつあります。一方プラスチックごみ問題などは、持ち帰りや出前サービスのお蔭で増加し、時代に逆行してしまいました。この様な現象の中に、また新たなビジネスチャンスは生まれて来ています。既に新型コロナウイルスがパンデミックとなってから半年以上が経ち、多くの企業が社内対策だけで無く、ビジネスとして対策製品を開発したり投資したりし、マスクに代表される様々な商品が世の中に現れ競争が始まりました。

 また私達は、デジタル技術の重要性を認識しつつ、人間性や情報セキュリティとのトレードオフなど悩ましい選択肢を克服していかなければなりません。当社においては、これを機に組織改革を進め、デジタル化のサプライチェーンや業務への展開により世代間格差を乗り越え一体化を図り、生産性改革を推進しようとしています。ミッションと5年後のビジョンを再定義し課題を明確化し、令和維新とも言える様な取り組みを行って行きたいと考えています。

 「心を定め希望をもって歩むならば、必ず道はひらけてくる。深い喜びもそこから生まれてくる」と松下幸之助翁は言われました。コロナ禍に対しては「死生命有り、富貴天に在り」、どうにもならない天命なのだからくよくよしても仕方がないと割り切ることが大切と思います。当社には100年企業の最大の強みである経験値、日々の学びと困難を乗り越え変化して来た独自体験があり、団結と変革を推し進めるよい機会と捉えています。

 「一日一学」努力と忍耐で知恵とコアコンピタンスを磨き、多様な市場に向け、お客様の価値創造を追求してまいります。

【コラム】
 燃える闘魂      事業創造部長 吉川 徹

 「燃える闘魂」というフレーズを聞いて多くの方が元プロレスラーのアントニオ猪木さんを連想するのではないでしょうか。昭和の時代には老若男女問わずリング上の猪木さんに熱狂したものです。

 さて、読者の皆さんはどうでしょうか。京セラ名誉会長の稲盛和夫さんを思い浮かべる方も多くいらっしゃると思います。稲盛さんには「燃える闘魂」という著書があります。「経営は格闘技に似たり」という言葉を残され、「闘争心があらゆる壁を突き動かし勝利へと導く」と、まさしく今、私が所属する"事業創造部"に必要な精神です。

 事業創造部は、新商品を新市場・新規顧客に展開し、弊社の次代の柱へと育て上げることを目標としているわけですが、その過程において新商品ならではの高い壁が立ちはだかってきます。私どもの使命を達成するためには、その高い壁を打ち砕いていかなければなりませんので、常に闘争心が必要となってきます。

 ここで事業創造部が取り扱う新商品を少しご紹介させて頂きます。そのひとつに"サーマルマネジメント材"があります。熱源から発生する熱問題を解決するために開発されたもので「熱を遮断する断熱材」、「熱を移動させ分散させる熱拡散材」の2種類があります。サーマルマネジメント材は、環境問題の観点から注目されている電気自動車に搭載されているリチウムイオン電池に必要不可欠な材料です。リチウムイオン電池の部品・部材の供給メーカーが確立されつつある中、勿論、競合品もありますし、採用に至るにはお客様の求める性能・品質に向けた改善・改良が必要になってきます。

 そしてもうひとつ高機能成形材としてCFRTP(炭素繊維強化熱可塑性樹脂)があります。カーボン繊維と熱可塑性繊維を抄紙技術によってシート化し、それを熱プレスすることで軽く強い任意の形状に作り上げることができます。自動車や家電等への使用が期待される商品です。
 これら新商品は、EV等輸送機器にご使用頂くことで二酸化炭素削減や燃費の向上等に貢献できる環境にやさしい商品です。

 「燃える闘魂」のベースは、「世のため人のため」という高邁な精神だと
稲盛さんは述べられています。私どもは、これら新商品を世の中に広く提供し「世のため人のため」に貢献できるよう全身全霊取り組んで参ります。燃えよ、闘魂!

参考:「燃える闘魂」稲盛和夫著 毎日新聞社              
   「2020.9.18 プレジデント」プレジデント社