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心を整える

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≪目次≫ 
       
01
[ご挨拶今月の社長メッセージ
02
[コラム支える力

  ご挨拶 ■
心を整える          代表取締役会長兼社長 三木 康弘

2月とは思えない暖かい日が続いておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
全国各地で渇水の心配も出てきました。
年々、当地でも自然環境の変化を肌で感じるこの頃です。

さて、2月23日(天皇誕生日)は『一日一斉おもてなし遍路道ウォーク』に参加し、仲間と共に遍路道を歩きながら点検や清掃に取り組みました。
これは四国88か所を同時に分担して行い、世界遺産登録に向けて遍路道を整える取り組みです。

歩いているうちに、昨年ポルトガルの巡礼路(カミーノ)を歩いた日のことがよみがえりました。

カミーノとお遍路は、国こそ違えど『歩くほどに心が整っていく道』であり、ご接待の文化といった共通点が多くあります。

道を歩いていると、余計なものが剥がれ落ちてきます。
吉田兼好は徒然草に『人との関わりを少し離れ、静かに過ごせば、心は安らぎ、人生も意外と楽しめるものだ』(第七十五段の意)と記しています。
忙しい日々の中で、立ち止まって心を落ち着ける時間の大切さを、遍路道が教えてくれます。

同じ日の早朝、ミラノ=コルティナ冬季オリンピックが閉会式を迎えました。
努力の末に栄光を掴んだ涙、メダルの色に悔しがる涙、数多くのドラマを見せてくれた選手たちと共感し、失敗しても挑戦し続ける強い心の偉大さを思い知らされました。

また国内では、高市総理の強い決意のもと行われた総選挙で、国民の共感を得た自民党が大勝し、政権の基盤を強固なものとしました。

「責任ある積極財政」という難しいかじ取りが始まる一方、海外では中国のレアアース輸出管理が発表されたり、新たなトランプ関税が発令されたり製造業全体の不確実性を高めています。

こうした環境の中で、阿波製紙も来年度に向けて準備を進めています。
課題は色々ありますが、一歩ずつ、遍路道を歩くがごとく、足元を確かめながら進んでいきます。

来期のキーワードは『超品質』です。
お客様の要望を満たすだけではなく、高品質+αの提案と小さな感動まで届けること、さらにそれを実現するプロセスを通じて、技術力と人財そのものが成長するサイクルを生み出し、オリンピックの感動のように、強く心に響く仕事を目指したいと思います。

花粉や黄砂が多く飛散する季節です。

皆様どうぞご自愛ください。

■ コラム ■
支える力  徳島営業部長 神原 洋志

冬の寒さも少しずつ緩み、春の兆しが感じられる季節となってまいりました。
来期のスタート準備を進めると同時に、不確実性の高い時代にどのように備えるべきか、思いを巡らせる日々が続いています。

さて、今年のNHK大河ドラマは「豊臣兄弟!」。

私自身、毎週欠かさず視聴しております。
主人公である豊臣秀長は、兄・秀吉を天下人へと押し上げた最大の功労者であり、まさに「支える人」として歴史に名を刻んでいます。

阿波国とも縁があり、四国攻めにおいては徳島市郊外にあった一宮城を攻略し、その功績によって大和大納言にまで昇り詰めたとも伝えられております。
秀長は戦場での功績のみならず、政治面においても秀吉を支え、戦国という不安定な時代において組織の安定と継続性を保つ重要な役割を果たしました。
この「支える存在」こそが、最終的に太平の世を築く原動力になったのではないでしょうか。

話は変わりますが、ここ最近「AI」という言葉を耳にしない日はありません。
AI
はすでに私たちの日常や業務に浸透し、非常に便利な存在となっています。
しかしその役割は、単なる調べ物や自動化にとどまらず、ビジネス戦略や意思決定、お客様へのご提案資料づくりなど、幅広い分野で力を発揮する存在へと進化しています。
私たちはAIを「代替」ではなく、良きパートナー、心強いサポーターとして捉え、秀長のように「支える力」を発揮する存在として融合していきたいと考えています。

我が徳島営業部が販売している「分離膜支持体」は、水処理に不可欠な分離膜形成を支え、お客様の優れた膜性能の発揮を陰ながら支援する製品です。
お客様の膜性能を最大限に引き出し、生産性を高めていただくため、私たちは分離膜支持体づくりを徹底的に追求するとともに、安心してお任せいただける供給体制・管理体制の強化にも取り組んでまいります。
その結果として、お客様の事業拡大を裏方として支え、その先にお客様と共に持続可能な未来を築いていければ幸いです。その「支える力」を最大化するためにも、私たちは傾聴力や創造力を磨き、AIの得意分野と協調しながら価値創出に取り組んでいきたいと考えています。

最後になりますが、徳島営業部では分離膜支持体のみならず、多用途向けの合成繊維紙についてもご紹介させていただいております。
ポリエステルをはじめ、ポリオレフィンなどの合成繊維を用い、湿式不織布ならではの均一性の高いシートに仕上げることができます。
耐水性、絶縁性、耐久性に優れ、用途に応じた通気性の調整も可能であり、建材、エレクトロニクス、包材など幅広い分野でご活用いただけます。
当社がお役に立てそうな案件がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。