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ウェルビーイングな社会

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 ≪目次≫ 

01[ご挨拶] 今月の社長メッセージ
02[二ュース] 令和8年度還暦式開催
03[二ュース] タイ ユナイテッド アワペーパー(TUA30周年記念式典開催
04[二ュース] 採用ホームページのリニューアルについて
05[コラム] 新年度のご挨拶と研究開発部が目指す方向性

ご挨拶■

ウェルビーイングな社会
代表取締役会長兼社長 三木 康弘 

山を見上げると、新緑が所々に映え広がり、街路脇ではつつじが美しく咲き誇る、すがすがしい季節となってきました。
そこかしこに咲く花々からは、力強い息吹が感じられます。

しかし世界に目を向けると、ウクライナ戦争に続き、米国とイランによるチキンレースのような緊張状態は変わらず、やきもきする日々が続いています。
世界経済の先行きには依然として不透明感が漂っていますが、先行指数となる株価の上昇などを見るにつけ、秋までには落ち着きを取り戻してくれるのではないかと、大いに期待しています。

国内においては、物価上昇や原材料調達の制限など、企業活動を取り巻く環境は決して楽観できるものではなく、私たち製造業にとっても重い課題がのしかかっています。
もっとも、このような不確実な要素が多い時代だからこそ、状況を冷静に見極め、取引先とのコミュニケーションを密にしながら、仕事に邁進していくことが大切だと考えています。

先日、高知で開催された経済同友会の大会に参加してまいりました。
テーマはウェルビーイング(Well-being)で、身体・心・社会的なつながりの三つの側面から、「一時的ではない、持続的な幸せ・満たされた状態」を創り出すことが定義づけられていました。
新たな気づきとして印象に残ったのは、多様性の捉え方が変わってきているという点です。
ジェンダーや外国人といった従来の枠組みにとどまらず、いまの若者世代の意識が大きく変化しており、その視点で働き方を見直さなければ、ウェルビーイングは語れないということでした。

大会終了後の視察で、牧野富太郎博士ゆかりの牧野植物園を訪れました。
「雑草という草はない」という名言のとおり、多種多様な草花が植えられ、丁寧な解説が添えられていました。
ゆったりとした時間の中で草花に触れ、心穏やかなひとときを過ごすことができました。
その中で、可憐に咲くサクラソウにもいくつかの種類があり、それぞれに名が付けられていることを知りました。

そして、そこに添えられていたのが、平和な時代を迎えた江戸初期、二代将軍・徳川秀忠のもとで、人々が花を愛でる文化が広がっていったというエピソードです。
戦国武士というイメージとは異なり、いや、戦乱の時代を経験した武士だからこそ、人々は花に目を向け、季節の移ろいを楽しむ余裕を大切にしようとしたのかもしれません。
花を愛でる文化の背景には、政治や社会の安定があるのだと、あらためて得心しました。
現在の国際情勢も一日も早く収束し、世界全体が花を愛でるような落ち着きを取り戻し、多様性ある国々、人々が互いに尊重し合い、ウェルビーイングな国際環境が築かれていくことを心から願います。

 会社の中にも、雑草ならぬ「雑用」や「雑社員」などは存在しません。
一人ひとりが輝く環境を整え、それぞれの活躍の場と価値を明らかにしていかなければなりません。

まもなくゴールデンウィークを迎えます。
日々の業務から少し距離を置き、心身を整える良い期間となることでしょう。
平和で安定した社会のもと、皆さま一人ひとりが安心して働き、挑戦を続けていける日常が続くことを祈念申し上げます。
本年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 ■今月の二ュース■

■ 二ュース 1  

令和8年度還暦式開催
2026423日(木) 
当社は、4月23日に令和8年度還暦式を開催し、本年度に還暦を迎える8名の方々のお祝いをいたしました。
→ https://r34.smp.ne.jp/u/No/7898305/64T5dJaDKDa0_18456/898305_260427001.html  

■ 二ュース 2  

タイ ユナイテッド アワペーパー(TUA30周年記念式典開
2026420日(月)   
当社グループ子会社であるタイ ユナイテッド アワペーパー(TUA)は、4月4日にプラチンブリ県カビンブリ工場にて、30周年記念式典を開催いたしました。
→ https://r34.smp.ne.jp/u/No/7898305/F9BcbHaDKDa0_18456/898305_260427002.html

■ 二ュース 3  

 採用ホームページのリニューアルについて
202641日(水)     
当社は、採用ホームページのリニューアルを行いました。
 → https://r34.smp.ne.jp/u/No/7898305/FEVqFkaDKDa0_18456/898305_260427003.html  
 

■コラム■

新年度のご挨拶と研究開発部が目指す方向性
執行役員 研究開発部長  香川 城治

新しい年度もスタートし、春の陽気に力をもらえる季節となりました。
平素より阿波製紙に格別のご支援を賜り、誠にありがとうございます。
この4月より、執行役員 研究開発部長を拝命いたしました、香川 城治です。
当社は1916年の創業以来、「紙の持つ可能性」を追求し、独自の抄紙技術を軸に、自動車関連用資材、水処理関連用資材をはじめとする各種産業分野において、機能性材料(機能紙)の価値創造に取り組んでまいりました。

私たちを取り巻く外部環境は、カーボンニュートラルや循環型社会の実現に向け、ライフサイクル全体での温室効果ガス削減(Scope13)や再生可能エネルギーの活用、資源循環を前提とした製品設計(3RRenewable「再生可能資源への代替」)など、求められる要件が急速に高度化しています。
加えて、サプライチェーンリスクの高まりなど、事業環境はかつてないスピードで変化しています。

こうした社会の要請に応えるため、研究開発部は、昨年発表しました長期ビジョン「AWA Vision 2035」の実現に向けた重要な開発期間にあると認識しており、その役割はこれまで以上に大きくなっています。

【研究開発部が目指す方向性】
1.環境対応製品の開発
環境問題を解決する新たな機能性材料の開発

2.機能紙のさらなる可能性追求
高機能化製品の開発

3.お客様との共創による価値創造
技術提案や試作検討を通じたソリューションの提供

開発内容の詳細につきましてはお伝えしにくい部分もございますが、カーボンニュートラル関連製品の開発や、コア技術をさらに『シンカ』させた製品開発を進めております。
また、少量対応が可能な試験抄紙機を含めた当社設備を活用し、材料評価や工程課題確認の試作、共同開発による開発リードタイム短縮などを通じて皆さまのご期待に添えれば幸いです。
小さな困りごとからでも、ぜひお声がけください。

最後になりますが、研究開発部としての責務を果たし続けるべく、私自身、これまでの経験と知識を活かしながら職務に邁進してまいります。
外部環境が大きく変化する中においても、新たな視点を持ち、皆さまと共に未来を切り拓く存在であり続けられるよう、当社の技術をさらに磨き、価値創造に努めてまいります。
引き続き、変わらぬご支援とご指導を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

【お問い合わせ先】
総務部  TEL:088-631-8100 FAX: 088-631-8325